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第5章 確認した現行仕様をAI間で渡し、仕様書へ反映する

Excel仕様書のレビューで現行仕様の認識違いが見つかった。Microsoft 365 Copilotへ各行を説明し直すだけでは、処理の前後関係まで伝えるやり取りが増える。そこで、コードを参照できるGitHub Copilotで必

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  1. 公開

ソフトウェア設計 / 生成ai / オーケストレーション / hitl / 保守開発

読む目的: AI導入・責任・評価 / AI × ソフトウェア開発 / 事例・実務

このBookの目次(全7章)
  1. 全体構成
  2. 第1章 暗号方式の変更で見直すべき異常系を特定する
  3. 第2章 異常系の構造を整理し、設計方針を確定する
  4. 第3章 コード探索と人間の確認で、変更箇所と実現方法を絞る
  5. 第4章 分散した検討結果を、レビュー可能な仕様書へ集約する
  6. 第5章 確認した現行仕様をAI間で渡し、仕様書へ反映する
  7. 第6章 全体像を共有しながら、コード生成と単体テストを進める
  8. 第7章 内製化の成果と、保守業務へAIを広げられた条件を振り返る
目次
  1. 表の認識違いを、コードへ戻って確認する
  2. 処理順序と分岐を、確認できる形へ変える
  3. 確認済みの前提だけを、次のAIへ渡す
  4. 仕様を承認し、実装の前提を揃える

現在位置:第5章・全7章

表の認識違いを、コードへ戻って確認する

Excel仕様書のレビューで現行仕様の認識違いが見つかった。Microsoft 365 Copilotへ各行を説明し直すだけでは、処理の前後関係まで伝えるやり取りが増える。

そこで、コードを参照できるGitHub Copilotで必要な情報を整理し、GPTで動的な処理構造として表現した。

確認した仕様を、次のAIへ渡す

+の付いた項目を選ぶと、詳しい説明が下に表示されます。

確認した仕様を、次のAIへ渡すコード・処理構造・Excelを、人間レビューの境界でつなぎます。コード調査AI支援処理を図に整理AI支援人がコードと照合人間Excelへ反映AI支援人が再確認人間組織で仕様承認判断・確認確認した仕様を、次のAIへ渡すコード・処理構造・Excelを、人間レビューの境界でつなぎます。コード調査AI支援処理を図に整理AI支援人がコードと照合人間Excelへ反映AI支援人が再確認人間組織で仕様承認判断・確認

詳しい説明

気になる項目を選ぶと、その役割や判断理由を確認できます。

コード調査

Excel仕様書の認識違いを確認するため、GitHub Copilotで現行コードの情報を取り出しました。次のAIへ渡すプロンプトも人が確認し、未確認の回答を自動で連結しませんでした。

処理を図に整理

GPTで呼出し順序、分岐、入出力、エラー後の停止位置を処理構造として整理しました。表の各行を全体のどこへ位置付けるか、確認できるようにするためです。

人がコードと照合

生成した処理構造を人が実コードと照合し、誤りがあれば修正しました。コードを参照できないAIの説明を、コード上の事実として確定しないための確認です。

Excelへ反映

確認した処理構造をMicrosoft 365 Copilotへ渡し、Excel仕様書へ反映しました。読出し・復号のタイミング、分岐、停止位置、外部連携の条件を修正しました。

人が再確認

修正後の仕様書を、コード・処理構造・設計方針と再度照合しました。AI間で形式を変えることと、人が仕様の正しさを確認することを分けました。

組織で仕様承認

仕様書を組織のサブ審議へ提出し、承認を受けました。AIの出力を組織の決定と混同せず、レビュー・承認を経た仕様を実装と単体テストの前提にしました。

処理順序と分岐を、確認できる形へ変える

整理したのは、処理の開始条件、関数・モジュール間の呼出し順序、レジストリの保存・読出し、暗号化・復号API、正常系と異常系の分岐、エラー後の停止位置、外部連携までの流れである。

図を通して、表の各行を処理全体のどこへ位置づけるかを確認した。

GPTによる構造化の前には、コード調査から作ったプロンプトを人間が確認した。生成した処理構造も実コードと照合し、誤りがあれば修正した。コードを参照できないAIの説明を、コード上の事実として確定することはしなかった。

確認済みの前提だけを、次のAIへ渡す

確認した処理構造をMicrosoft 365 Copilotへ渡し、Excel仕様書へ反映させた。読出し・復号のタイミング、呼出し関係、分岐条件、停止位置、連携条件を修正した後、人間がコード・処理構造・設計方針との整合を再度レビューした。

AI Aの出力をAI Bへ自動投入する方式は採らなかった。人間が確認し、必要なら修正してから次へ渡すことで、誤った前提の連鎖を防ぎ、中間成果物と判断の変化を追えるようにした。

ここで受け渡したのは、未確認の回答ではなく、次の問いに必要な確認済みの情報である。

仕様を承認し、実装の前提を揃える

修正した仕様書は組織のサブ審議へ提出し、承認を受けた。AI間で形式を変換する工程と、組織として仕様を確定する工程は別である。レビューと承認を経た仕様を、次のコード修正と単体テストの前提にした。